探し物は何ですか?紛失防止のBluetoothトラッカー

探し物は何ですか?紛失防止のBluetoothトラッカー

タイトル画像引用:https://www.flickr.com/

貴重品を無くしてしまった時の絶望感は誰も忘れることができない。財布、ケータイ、運転免許証などを無くして警察に届けでる件数は、東京都だけで年間100万件以上にのぼる。(警視庁 遺失物取扱状況(平成29年中))

つまり東京都だけで年間100万人が物を無くし、警察に届け出ている事になる。技術の進歩でスマートフォンを見つけるのは容易になってきているが、紛失物の数で上位を占める証明書類、財布類、衣類に関しては、GPSを取り付けることもできず、無くしてしまったら見つけ出すのは容易ではない。

しかしこれからは、紛失物に悩まされる人は今よりずっと減るかもしれない。この問題を解決するのがBluetoothトラッカーの『タイル(Tile)』だ。

この記事では、タイルに焦点をあて、これから利用する機会が増えるであろうBluetoothトラッカーについて解説する。

タイルで出来ること

Bluetooth機能で物探し

そもそもトラッカーとは英語で追跡者であり、紛失した物を追跡して見つけ出す役割がある。近年ではスマートフォンのBluetooth機能を利用して、クレジットカードかそれ以下の大きさのトラッカーが注目されている。

貴重品を持ち運ぶための財布には種類があり、一般的に折りたたみ式の財布や長財布を使っている。

長財布の例

画像引用:https://www.flickr.com/

日本ではその昔、財布は小判など硬貨を持ち運ぶ布袋だったのが、紙幣の登場で現在の財布の原型が生まれ、最近ではクレジットカードやポイントカードなども持ち運べるようになっている。

現代の財布

画像引用:https://www.flickr.com/

素材も布に限らず、動物の皮を使った強度の高いものが一般的で、ファッションの一部として用いられることもある。

これからの財布

ファッション性を高め、持ち運ぶ中身も多様になった現在の財布を、更に利便性を高めながらも、スマートかつコンパクトに進化させるのが、これからの財布の形かもしれない。

このアイデアを取り込んだ未来の財布を、カナダのベンチャー企業『JOIN THE TRIBE INC.』が開発している。

未来の財布『トライブ・ウォレット』

カナダ発の未来の財布、トライブ・ウォレットは、知的なデザインとチタンの強さを兼ね備えており、斬新すぎる見た目に財布とは思えないほどだ。

スリムで美しい

トライブはとにかく薄くて小さい。中身を加えなければ、2枚のカーボンファイバープレートと2枚のチタン製バー(BLACK OPS)を重ねた厚さで、大きさはクレジットカードほど。

多様なカラーを取りそろえたトライブ・ウォレットは、スリムかつ美しい見た目で、どんなファッションとも相性の良い革新的な財布だ。

薄くて小さい

画像引用:https://jointhetribe.co/

宇宙的デザイン

今までの財布とは見た目も使い方も全く違うトライブ・ウォレットは、アルミニウム、チタン、カーボンファイバー(モデルにより異なる)をボディーの素材に使用している。

丈夫で強い素材のおかげで衝撃に強い一方、縁取りされて鋭利さが無くなり、角で手を切ることも無い。素材も使い方も無駄のない、斬新で宇宙的なデザインだ。

宇宙的なデザイン

画像引用:https://jointhetribe.co/

安全でプライバシー

RFID保護テクノロジーが用いられたトライブ・ウォレットは、利用者のクレジットカードやIDがスキミングされるのを防いでくれる。

安全でプライバシー

画像引用:https://jointhetribe.co/

シンプルでスマートな使い心地

指で中身を押出すだけで、カード類をスマートに取り出すことができるので、今までの財布のようにどこに何が入っているのか分からず、支払い時に焦って財布の中をゴソゴソかき回すこともない。

シンプルでスマートな使い心地

画像引用:https://jointhetribe.co/

時代の先を行く

ここまで説明してきたように、トライブ・ウォレットはこれからの時代に適した財布だと言える。スピーディーで殺伐とした現代社会から、スマートな時代へ移行している今こそ、シンプルで安全、美しさを兼ねそなえた財布が必要だ。

トライブ・ウォレットはクラウドファウンディングで資金を調達しながら、ホームページにて全世界へ向けて販売している。(2018年8月現在)

▶︎ トライブ・ウォレット
▶︎ INDIEGOGO(クラウドファウンディング)

トラッカーカテゴリの最新記事