タイトル画像引用：https://www.helix.ca/
自転車をコンパクトに持ち運び、好きな時に使うための折りたたみ式自転車。しかし実際に目にするのは鉄のボディーに小さなタイヤを搭載した、コンパクトとは呼び難いもの。
この記事で紹介したいのは、折りたたみ式自転車の概念を一から見直し、普通のタイヤの大きさを維持しながらも、世界で最も軽く場所を取らない「Helix」
カナダ発「Helix」 ３つの特徴
小さい
Helixは世界一小さな折りたたみ自転車を目指して設計されており、可能な限り置き場所に困らないよう、折りたたみ時にはボディー全体が、タイヤの大きさに収まる小ささだ。
ここで注目したいのが、Helixは折りたたみ自転車にも関わらず、タイヤの大きさは２４インチと通常のサイズを維持している点だ。つまり広げた時にタイヤが小さく「不格好」な通常の折りたたみ自転車とは違い、普通の自転車と何ら変わらない格好をしているわけだ。
軽い
Helixはあらゆる場所に持っていけるように、コンパクトな大きさに設計されている。例えば地下鉄、車のトランク、スーツケースにも収まる大きさなのだ。日常のあらゆる場面で持ち運ぶことを考えると、やはり無理のない軽さが求められる。
折りたたんで持ち運ぶ時の重さは９．９kgと、日常生活に無理のない軽さに設計されている。また段差のないフラットな場所を通る時は、タイヤを地面につけて押して運べるので、より重さを感じにくい。
安全
小さくて軽いだけではなく、走行時の安全面にも重点を置いて設計されている。Helix独自の組み立てメカニズムは、チタン製の頑丈なフレームとタイヤを用いることで、折りたたみ自転車特有の不安感なく走行することを可能にしてくれる。(2016年11月現在、組み立てメカニズムを特許申請中)
折りたたみ自転車をより身近な存在に
以上の特徴を備えたHelix。折りたたみ自転車をより安全・快適に日常生活の中で用いることができる唯一の存在かもしれない。街で暮らす人々の生活を少しでも向上できるのであれば、試してみる価値は十分にある。
Helixは現在（2016年11月）プレオーダーを受け付けており、２０１７年６月にも個人オーダーが可能となっている。一足先に折りたたみ自転車の新たな未来を見てみるのはいかがだろうか。
▶︎Helixプレオーダーページ（英語）
最後に下記のビデオをぜひご覧いただきたい。実際にHelixを日常生活で使用するイメージができるのではないだろうか。